インターバンク市場の特徴
「自由な取引」インターバンク市場は市場全体を管理する機構がないため、比較的自由な市場です。
取引時間も特に定めなく、相手さえいればいつでも取引が可能です。
ただ、世界の各市場とも土・日と元旦などの祝日は参加者がいないので、休場状態になります。
また、インターバンク市場には値動きの幅に制限がありません。
取引所取引では、一般的に一日の値動きに上限下限が設けられていますが、インターバンク市場にはありません。
ただ、あまりに急激な変動に対しては、各国の通貨当局が市場介入を行ってコントロールすることもあります。
「取引単位」インターバンク市場における取引の単位は基本的に100万通貨単位です。
ドルなら100万ドルで、円相場が1ドル100円なら1億円、1ドル130円なら1億3千万円と、非常に大きな取引になります。
「相対取引」インターバンク市場は、
証券市場のように取引所が実在しているわけではありません。
売買を行う当事者同士や仲介業者が、直接に一対一で取引を行います。
これを相対取り引きと言います。
取引を成立させる方法としては、相手を直接に呼びだすダイレクトディーリングのほか、為替ブローカー経由、電子ブローキング経由などがあります。
「2ウェイプライス」ダイレクトディーリングの場合、電話や電子端末で取引相手を呼び出し、希望する取引数量だけを伝えます。
これに対して、相手は売値と買値の両方を提示する決まりになっています。
これを2ウェイプライスと言います。
売りと買いのどちらの取引にも応じるということであり、公正なレートで取引ができるように考えられた仕組みなのです。
