アルゴリズムトレードFXの外国為替知識
「対顧客市場」とは、銀行が顧客(事業法人、機関投資家、個人など)と通貨の取引を行う市場のことで、小売市場に相当します。
ここでの取引レートは、インターバンク市場のレートに銀行の手数料が加算されたものになります。
例えば、個人が円を外国為替通貨に換える場合はTTS(対顧客電信売り相場)、外国通貨を円に換える場合はTTB(対顧客電信買い相場)が適用されますが、インターバンク市場の為替レートの差は小さくありません。
また、インターバンク市場の為替レートは刻々と変化しますが、TTB・TTSは通常一日一回から数回しか見直しが行われません。
「24時間取引」外国為替市場の1日は日本時間の5時ごろ、ニュージーランドのウェリントン市場からスタートします。
およそ1時間後にオーストラリアのシドニー市場が開き、8時頃から東京市場が徐々に始まります(本格スタートは9時)。
アジア地域は東京市場の他に、香港市場、シンガポール市場で形成され、ドル/円の取引高はこの時間帯が最も多くなります。
その後、17時を過ぎると、取引の舞台はロンドン市場を中心とするヨーロッパへ移っていきます。
この時間帯はユーロを中心とした取引になりますが、他の通貨を含めた全体の取引量も、一日の中で最も多い時間帯になります。そして、20時を過ぎるとニューヨーク市場が動き始めます。
ニューヨーク市場が終わると一日の取引が終わり、ほどなくして再びウェリントン市場へとバトンタッチされていきます。